美容師の世界でもネットマーケティングが進んでいてちょっと焦った話
3連休いかがお過ごしでしょうか。
私は土日と道志村にキャンプ、そのまま川崎の工場夜景ドライブと前半はがっつりアクティブに。
最終日の今日は読書に美容院とバランスのとれた休日でした。
ということで、今日の美容院での話。
いつも通り、特に盛り上がるわけでもない、でもそれなりに心地よい会話をしているとインスタグラムの話題に。
「最近インスタ始めて、今インスタグラマー目指してるんですよ〜」
ピラティスだったり、気になるyoutuberだったり、はじめはいつも通り唐突に始まる美容師さんのマイブームの話かと思いきや、これがどうやら違う。
「フォロワーを増やすには、単なる趣味レベルの投稿ではダメで、ブレないコンテンツが重要だ」
「インスタでこれまで繋がらなかった美容師とつながって、新しい情報を手に入れている」
「自分の技術を発信することで、将来転職の場面とかがあった時、技術力の証明になる」
単なる趣味で日常の写真をあげる訳でなく、自分のブランディングメディアとしてインスタを活用していたのだ。
美容院業界といえば、ホットペッパーbeautyがスーパーメジャーで、利用している人も多いと思う。
それ故、美容院も登録せざるを得なくなり、マージンを取られながらもなんとか検索で上位ヒットするよう各美容院がしのぎを削っているらしい。
そんな状況に「なんかムカつきますよね」と純粋な気持ちから、だったら自分で写真撮ってアピールすればいいじゃんというノリからのスタートだったとのこと。
「これからは個人の時代ですから」
本やネットで痛いほど目に耳にしながら、このブログ程度しか始められていない自分に対し、まずやってみようと行動に移している美容師さんを見て、自分も行動に移さねばと焦りを感じたのでした。
私が好きなブロガーのちきりんさんも、なにかの本で、これからはネットで自分の考えを発信しない人は存在しないに等しくなる時代がくると言っていた。
改めて、自分のブランディングについて考えていこうと思います。
ちなみにこの話にはちょっとしたオチもありまして。
インスタ経由で集客に繋がったりしてますか?と質問したら、1件だけあったそうで。
お客さんの都合上、どうしても美容師さんの休日でないと日程が合わなかったそうなのですが、インスタ経由の初めての客とのことで、とても嬉しく、わざわざその人のためだけに出勤したそう。
が、結果来なかったそうで、
「あの人は事故でもあっちゃったですかね?(笑)」
と自虐交じりに話してくれました。
インスタグラマーと呼べるようになるにはフォロワー1万人が目安とのことですが、今はまだ500人程度とのこと。まだちょっと先は長そうですが、ひっそり応援しています。