トロントビジネスデザイン留学記@Rotman MBA

トロント大学ロットマン経営大学院MBA class of 2022(予定)に在学する日本人学生の記録。

ホリエモンのように生きるヒント

最近気になる人が何人かいる。

ZOZOの前澤社長、落合陽一さんなど、積極的にSNSメディアに露出し、自分のやりたいこと、これからの時代に必要なことを発信して刺激を与えてくれる人たちだ。

その中でも最も目立っているといっても過言ではないこの方。

 

 

ホリエモンだ。

 

 

グルメからロケット開発まで、自分のやりたいことにはとことん手を付け、常に情報を発信し話題に事欠かないホリエモン

「多動力」も読ませていただき、「とにかくはじめること」「完璧ではなく完了すること」など、とにかく動くことで世界が変わると学んだ。

情報が自由に手に入るこの時代に、合理性のない無駄なルールを極限まで省くその姿勢は、時に叩かれることもあるが、個人的には非常に納得感があり、憧れを抱いたりもする。

 

ただ、知識として知っているのと、実際に行動に移すのことの間には大きな隔たりがあり、憧れは抱きつつもなかなかそこにジャンプすることができないでいた。

 

そんな中、何かヒントが見つけられないかと読んでみたのがこの本。

何かのメディアで、「ホリエモン」が出来上がるまでの過程が赤裸々に描かれていると聞いて興味を持った。

 

「ゼロ 何もない自分にイチを足していく /  堀江貴文

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ホリエモンは「何かと何かの掛け合わせで自分の希少性を高めろ」とよく言っている。だが、そもそも0に何を掛け合わせても0のままである。

だからまずはじめに、地道に0→1を積み上げていく必要がある。

この本では、そんな0→1を積み上げるための、行動に起こすときの心構えを学ぶことができた。

 

 

個人的に響いたのはこの2つ。

 

 

◆思考停止に陥らない

人は考えているようで考えていない。

自分自身を振り返ってみても、いわゆる良いものとされるものに乗っかってきた気がして、果たして自分でしっかり考えて選択した局面ってあっただろうか?

 

・東大に入って、大企業に入れば、まぁ大丈夫だろう。

・とりあえず貯金しとくか。

 

周りに考えるための情報はあるのに、自分の頭で考えることをせず(=思考停止)、正解なんてないのに、いわゆる正解っぽいものを探して飛びついてきてしまったのかもしれない。

 

「なんでもいいは思考停止のアンサー」

「人生が息苦しいのは思考停止の証拠」

 

しっかり自分の頭で考え、自分なりの結論を出すくせをつけていきたい。

 

◆経験は時間ではなく、自分の意思で踏み出した歩数でカウントされる

仕事も人生も異性との付き合いも、キョドッてしまう理由は全て一緒。単純に経験不足なのだ。

自分自身どうしても待ちの姿勢になりがちである。

なかなか自分から一歩が踏み出せず、誰か何かアクションを起こしてくれないかな・・・と。時間よ解決してくれ・・・と。

 

ただ、それではただ時間が過ぎるだけで、自分は何も変わらない。

経験は自分で踏み出したときにしか積めないのだ。

 

ちょっと立ち止まりそうになった時は、この言葉を思い出し、自分から一歩進む姿勢で持っていきたい。

 

 

 

この他にもこの本の中にはたくさんの0→1を積み上げるヒントが散りばめられている。

 

・やりがいは見つけるものではなく、つくるもの

・貯金がないと不安=自分に自信がない現れ

・なんでもできるという前提に立ち、できる理由を考える

・シンプルな問題を複雑にしているのは自分の心と感情

・自分にできる失敗なんてたかが知れてる

・あらゆる時間を思考と行動で埋め尽くせば、ネガティブな思いが入り込む余地はなくなる

 

人それぞれ刺さる部分は違うと思うので、是非読んで自分のためのヒントを見つけてもらいたい。