学生時代に通い詰めた場所
4年ぶりに梅ヶ丘におりた。
学生時代、下宿先、大学の次に多く通った場所だ。
学生時代、自立生活を営む障害者の在宅介助活動をしていた。
私が担当した男性は、当時50代で業界ではそこそこ有名な方だった。
自立生活なんて概念がない時代に、いかに健常者と同様に自由にやりたいことをして行きていくかを人生のテーマにしながら生きてきた人だった。
普通に生きることに必死。
必死だから言葉や経験にとても重みがあり、本当に多くのことを学ばせていただいた。
今日はおじさんが亡くなってちょうど3年。
自宅もグループホームに改装されるそうで見納め。
綺麗に整理されつつも、ヤニのついた壁紙やリフターからおじさんの面影が。
予定表も当時のまま。
その時々の記憶が蘇る。
あれから自分はどれだけ成長しているのだろう。
いつかおじさんに、お前も偉くなったなぁ。
と、黒霧島を注いでもらえるよう頑張ろう。
お邪魔しました。また来ます。