トロントビジネスデザイン留学記@Rotman MBA

トロント大学ロットマン経営大学院MBA class of 2022(予定)に在学する日本人学生の記録。

ナパへの憧れ シックス エイト ナイン(689)

ワインを好きになるには、人生を変えるワインに出会うこと。

 

人生とまではいかないけれど、それに近い経験をさせてくれたワインがある。

ナパバレー産のワインだった。

それまで飲んだことのないその高価なワインは、自分が知っていたワインとは香りも味も余韻も、何もかも違った。

間違いなくあの経験が、私のワインへの扉を開いた。

 

そんなこともあって、私はナパバレー産のワインに謎の信頼感を持っている。

そして高校時代から何かと縁のあるカリフォルニアには愛着もある。

 

そんな中ネットを調べていると、

 

上質ナパバレー産のワインをお手頃価格で飲める!

誰に飲ませても美味いという!

 

という、非常に評判の良い赤ワインを見つけた。

vivinoの3,000円以下のワインランキングでも3位。

これは非常に期待が持てる。

 

これから行きつけにしたいと思っている近くのワインショップに置いてあるとのことで、ニトリボルドー系の赤ワイン用グラスまで用意して準備は万端。

ソムリエの店長も、からは美味しいよ、と。

 

合わせる料理は、ヒレステーキと鳥の手羽焼きと生ハムサラダと。

コルクと数分格闘し、いざご対面。(ちゃんとしたコルク抜き買おう....)

 

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グラスにトクトクと注ぐ瞬間が至福。

 

注ぎたての香りは、ややアルコール感が強く、鼻に刺さるかも。落ち着くまでに少し時間がかかるかな。

 

口に含むと強い果実味。

後味はスパイシー。

最後に残るのはアルコールの余韻。

フィニッシュはそこまで長くはないかな。

 

2杯目の途中くらいから、ワインが開いてきたのか(この使い方があってるのか全くわからない)、アルコール感が姿を消し、果実の甘みが出くる。

香り、味から、カリフォルニアの強い太陽を浴びて甘く育った果実味が感じられる。

 

スーパーで買うワインより、ワンランク上の姿を見せてくれた美味しいワインでした。

ただ、思っていたほどのアタックと余韻がなく、そこは残念。。。

明日1日経ってどうなってるか。

 

 

あ、私の人生を変えてくれたワインについてはまたいつか。

いつかまた飲む日がくるはずなので、そのときに。

 

【2018.7.4 追記】

2日目はアルコール味が抜ける一方、果実味はしっかり残っていて、下手したら1日目と同等に美味しかった。

3日目は流石に風味が落ちました。が、まぁスーパーの1,000円ワインよりは流石に美味いです。

4日目は3日目と大差なく。飲了。