トロントビジネスデザイン留学記@Rotman MBA

トロント大学ロットマン経営大学院MBA class of 2022(予定)に在学する日本人学生の記録。

ブショネに遭遇?

週末のお供に、以前飲んで高コスパと評価していた「MONTES ALPHA カベルネ・ソーヴィニヨン2015」を東急ストアで購入。

グラスも新調したし、前より更に美味しくなるかも!と期待しながらグラスに注ぐと・・・

 

ん?なんか臭い。なんか鼻につく。

全然葡萄の香りが感じられない。

少し時間をおけば和らぐかと思い、寝かしてみるも変わらず。

 

口に含むと、ゔぅ 。

うまく言葉で説明できないのだが、フルーティーさは全くなく

嫌な苦味というか臭みが口に広がる。

 

一瞬、先週飲んだ689が美味しすぎて、まずいと感じるようになってしまったのか?

とも思ったが、そんなレベルではない。

飲み終わった後も、嫌な後味が強く長く口に残る。

いつもなら2杯、3杯と進むワインが1杯でギブアップ。

 

1日おけば改善されるかも。

ということで、1日おいて今日の昼に少し飲んでみたら全く変わらず。。。

 

 

なんなんだろうと思いネットで調べてみると、それらしきものが。

 

【ブショネ(Bouchonne)】

 ・コルク汚染によるワインの劣化(コルク内部のバクテリアを起因とする化学反応によるTCAが原因)

 ・一般的にカビ臭やコルクが腐った臭いと形容される

 ・ワインの5〜8%がブショネだと言われている

 ・近年はコルクからスクリューキャプ等への変更で減少傾向

 

 

多分これだ。

 

ただ、こればっかりはワインを飲む上で避けては通れないもののようで、

今回はそこまで高くないワインだったから不幸中の幸い、またワインの奥深さを1つ知ったということにしておこう。

 

「ブショネもまたワインよ」

 

という、神の雫の名言もあるらしく、ワインは単なる飲み物ではなく、文化そのものだというネット上の声も多い。

改めてワインの奥深さを知るとともに、できればブショネには出会いたくないなぁと強く願うばかりである。